検査

 会社の定期健診で潜血反応有との事。諸般の事情で焼く6ヵ月後病院に出向く。そこでは二つの検査を選択させられた。注腸検査と、カメラを直接入れる検査である。私は前者を選択。それは、入院の必要がない(カメラのほうは2泊3日の入院が必要)という理由からである。で、1ヶ月後、この検査を受けるために再び病院へ。何せ予約が殺到しており、1ヶ月先がやっととのこと。この検査、前日より、検査用の食事となる。これは、3千円ほどで病院の売店で購入したのだが、お粥やスープ主体のお腹に優しい食事である。正直これを食べても空腹感は収まらない。そして当日は、下剤を飲み、また、下から挿入され、とにかく腹にあるものは全て出す。しかしこれがつらい。要はお腹を壊してトイレに駆け込むパターンとまったく同様の症状である。小生、多少お腹が弱く、この苦しみとは非常によく親しんでいるが、これが人工的に、しかも、かなりひどい症状で起きるとなると非常につらいものがあった。トイレには、7回ほど通い、いよいよ検査場?へ。いわゆるバリュームを飲んで胃の検査をするのとまったく同じである。ただし、お尻から、バリュームを注入されることのみが違う。しかし、バリュームはともかく、お腹に空気を入れられたときは、非常な苦痛であった。お腹がはり、今にも出そうになってしまう。しかし、これをこらえないとだめ。ひどい検査でした。
 で、この検査では、なんとポリープが発見されました。が、検査を担当hした医師と、後ほど、担当した医師が別。だから、ポリープがあると検査現場でいわれたが、それが、どれくらいの大きさなのか、数はどれくらいで、腸のどこにあるのかは、まったく分からずじまい。説明をした医師も、ポリープがあるとしか説明を出来ないとのこと。医師同士の連携ができていないらしい。
 で、じゃあポリープは、悪性になることもあるので、切除しようということで予約をいれてもらうと、今度も1ヵ月後とのこと。
 さて、1ヵ月後、こんどは、前日まですき放題食べて、その夕方に入院。下剤を飲む。そして、当日、朝、下剤を入れられ、また、1800mlの下剤を飲む。30分くらいで、その効果が現れ、やはり8回ほどトイレに行くことに。これも腹痛がつらい。
 検査では、麻酔を注射され、意識はあるがもうろうとしている中で、ファイバースコープを挿入される。いつ挿入されたかも覚えがない。とにかく、医師と、自分の腸内をモニターで見ていたことだけおぼえている。そして、医師が言うには、ポリープはありませんね。ただし、腫れている箇所があるので、これを採取してしらべます。とのこと。
 ぼーっとしたなかでは、思いつかなかったが、ポリープはなかったのである。では、あの注腸検査の結果はなんだったんだろう?まったくいい加減な検査である。