旅行に持っていくレンズは?

 1泊2日で家族旅行しました。一日目は子供たちの遊園地メイン。二日目は、某地方都市観光でした。いろいろな事情から(主に子供関連ですが)、現場でのレンズ交換はしないとの方針で、E-300には、SIGMAの55-200mm F4-5.6 DC (フォーサーズ) 、KissDNには、TAMRON 17-50mm F2.8(A16)を付けっぱなしで、カメラ2台を持っていくことにしました(手持ちレンズは、KissDNはダブルレンズキットと、E-300は広角純正レンズキットにSIGMAの55-200mm F4-5.6 DCです)。 一日目は、遊園地の乗り物に乗っている子供たちをアップで撮る場合と、遊園地の風景を入れて子供たちを撮る場合があり、使用頻度は半々ぐらいだったと思います。二日目は、観光ということで広角レンズの出番が多かったと思います。2台の一眼レフを持っていくことについて最初は荷物になるので、迷いましたが、実際に二台を持っていってみた感想は、やはり重い。でかい。でした。したがって、身軽に動くことが出来ない。しかし、きれいな写真は撮りたい。まあ、今回は天候に恵まれ、炎天下での撮影がほとんどでしたから、まあ、コンパクトデジカメでも、十分だったかもしれません。それと、2台のカメラの操作の違いがちょっと引っかかりました。ファインダーを覘いてから、ダイヤルを回して絞りやシャッター速度を調整する場合、KissDNはシャッターボタン付近で、人差し指で操作。E-300は、カメラ裏面で親指で操作です。このため、何度が、アレ?っと思いました。

 しかし、一眼レフを持ち歩く理由はなんだろうか?自分が当初考えていたのは、まず、暗さに強いということである。ちょっとでも薄暗くなると、コンパクトデジカメの場合は、暗部にノイズが目立ってくる。ISOを200や400にするとてきめんにノイズだらけの写真となってしまう。それが嫌だから一眼レフを使う。もう一つは、ボケである。コンパクトデジカメでは被写界深度が深いために、きれいにぼけない。これは逆に観光写真なんかにはよいかもしれないが、対象物だけを残し後の背景をぼかしたい場合など、コンパクトデジカメでは苦労する。また、画素数でも、一応、コンパクトデジカメよりは、一眼レフの方が勝っている。 
 まあ、しかし、コンパクトデジカメでは、撮れない写真が取れていると信じてしばらくは、一眼レフを持ち歩くことになると思います。