デジタルカメラその後

 ということで、しばらく書込みをしていませんでしたが、12月にはいってコンパクトデジカメを幾つか入手しました。
 まずは、FinePix F30。これは高感度に優れているのが評判のカメラで、前々から注目はしていたのですが、それ以外特に目立った特徴がないので、手を出せないでいました。そのカメラをこの年末に入手しました。ISO1600でも、実用域かと思わせる画質はさすがですが、やはりこれ以外に特徴のないカメラです。AF時の動作音がやや耳につくかな。
 次は同じくFUJIFILMFinePix Z5fd。これは、屈曲光学系を採用したデジカメで、小型軽量、いつでも持ち歩いてすぐに撮れるというコンセプトのカメラですが、やはり高感度に強く、そして、顔検出機能が付きました。CMには、有名モデル(蝦ちゃん)を登場させ女性向けをアピールしていますが、なかなか機能もしっかりとしており、使いやすいカメラです。顔検出は、静止した傾きのない正面を向いている顔には有効ですが、顔が暗かったり、傾いていたり、移動している場合には、検出できず、使える場面がかなり限定されます。顔検出は万能ではないということです。常に持ち歩くカメラとしては、結構気に入っています。
 そして、SONYCyber-shot DSC-T50です。これは、高感度、手振れ低減機能、タッチパネルなど、盛りだくさんの機能を満載したカメラで、いかにもソニーらしいのです。高感度は、先のFUJIFILMのカメラにはかないません。しかし、L版サイズ程度への印刷であれば、しかもZ5fdの画像と比較しないのであれば、ISO800の画像は、これはこれで満足できる程度の画質です。手振れは正直どこまで有効なのがはっきりと体感できません。同じコンセプトの上記したZ5fdでも私の腕では、SSは1/30までが限界ですが、これはT50でも同様でした。
 タッチパネルは、遊ぶには面白い機能ですが、設定をたびたび替えながら撮影する場合には、不向きです。タッチパネル上に表示されるボタンはどうしても大きくなり、一画面に表示できるボタン数も制限され、そうするとどうしてもページ切替が必要になるなど、設定変更のために、手数が多くなりがちです。今後、更なるブラッシュアップが必要だと思います。ほとんど設定を変えないで撮るという人であれば、問題ないと思います。画面も3インチと大きくて綺麗だし。
 私の持つコンパクトデジタルカメラの中でR2とならんで唯一の広角28mmを持つRicohCaplio GX-8ですが、不注意でコンクリート上に落としてしまい、レンズカバーが開かない状態です。以前にR2もやはり落下させてしまいこれでRicoh系は全滅です(R2は使えますが、どうも最新機と比べると見劣りして・・・)。最近は、デジタル一眼レフカメラで撮影することが多いので、GX-8の活躍する場面は激減ですが、それでも、コンパクトデジタルカメラで28mmが無いというのもちょっと不安です。15,000円(RicohのWEBによれば)で修理するか、新しい28mm機を購入するかは、現在考慮中です。気持ち的には、きちんと撮るのであれば一眼レフがありますから、ちょっとした時に撮れる28mm機が欲しいです。