【趣味】KSP90

2018/07/25
 どうしようかそれなりに迷っていたが、結局、サブウーハーKENWODOのKSC-SW11を入手した。広い車ではないので、スペース的な制約、価格、そして、ちょっと低音を補強したいこと、ナビと同じメーカーということで、決めた。夕方に入手し、翌日まで待つのも面倒だったので、取り付けは真夜中に行った。30分で終わる予定が結局、2時間ほどかかってしまった。
 さて、一応、WEBを見て予習。実は車のパネルの外し方も知らない。なるほど、基本引っ張れば取れちゃうんだね。問題は、取る順序ということを頭にいれ、即実行。
 まず、縦一列に並んでるエアコン操作ボタンを左右から挟み込んでいるパネルを左右それぞれ外す。そして、エアコンボタンのパネルも外す。次に、エアコン吹き出し部分を外す。これは、ダッシュボードの円形パネルと絡んでいるので、ちょっと外すのに手こずった。そして、最後に、カーナビの周りを囲んでいるカバーを外す。
 なかなか見慣れない景色なので、しばらくまじまじと見つめてしまう。骸骨だね。さて、むき出しになったカーナビの本体を支えているシャッシーを留める4つのネジを外すと、カーナビを前に引っ張り出すことが可能になる。
 カーナビ裏の配線が殺人的にゴチャゴチャだ。室内用のオーディオ機器と違い、線は細いし、信号端子自体が非常に接近していることなどをみても、カーナビ(カーコンポ)では、結構ノイズとかの問題ってあるんだろうなとふと思う。たとえば、音楽信号を入れないで、ボリュームをMAXにしたときのホワイトノイズって結構ひどそう。
 さて、作業を続ける。
 サブウーハーの取説には、信号はフロントもしくはリア用の端子から信号を取り出すとあった。リアに接続するとDSP効果が低減するともある。
 また、同じく取説には、ナビ背面からRCAピンが出ている様に書かれており、それに接続すれば楽勝と考えていたが、そのRCAピンはオプションのケーブルを使用した場合であることが実際に見てわかった。フロント端子には、当然SPが接続されており、これを経由するのはちょっと面倒そう。リアへの信号線は、何も接続されいない。DSP使用特の低音効果低減の恐れがあるらしいが、あまり重要とは考えず、リアスピーカー用端子にサブウーハーを接続することにする。最初はどの様に線を接続すれば良いか分からなかったが、よく見ると、挟む側と、挟まれる側が、それぞれ金具が付いていることが見て取れた。これを使ってリアの信号をそれぞれサブウーハーへのLRと接続した。コネクタ同士の接続ほど楽ではないが、既に処理されている端子金具の接続になるので、さほど手間はかからなかった。電源は、バッテリーから取るのが理想だが、難しいので、カーナビへのバッテリー線からもらうことにした。これも線が分岐しており、そこに接続。コントロール線なるものがあり、これも接続した。
 ここまでで、1時間半はかかった。ウーハー側は8ピンコネクタにより接続するが、グランドは、WEBにあった様に、この車のセンターコンソールの樹脂製の蓋を開けて、その奥にあるボルト止めの部分より取った。六角レンチが大きくて入らず、ボルトを回すのに苦労した。
 さて、ナビ裏とサブウーハーを結ぶ線が異様に長いということはあるが、とりあえず、接続は完了した。
 作業前に外したバッテリーマイナス端子を再接続する。そして、キーひねる。幸いな事に、普通通りに、車は立上り、ナビも問題なさそうだ。サブウーハーはと見ると、コントローラが青く光っている。
 お、少なくても電源はちゃんと入っている。で、早速音楽を流してみる。もちろん、全然低音が聞こえてこない。コントローラのボリュームを少しずつ上げていく。半分くらい回したところで、低音が明らかに変わってくる。やった!とりあえず、サブウーハーから音を出すことは出来た。MAXにしてみると、かなり歪んだ低音が聞こえる。MAXでは使えない。さて、時計を見ると、すでに夜中の3時になっていたが、とりあえず、車を走らせ、音の確認を行った。自宅駐車場では、家族や近所の迷惑になるためだ。
リアスピーカー用端子に、サブウーアーを接続したので、ナビ的にはどの様に設定するのかちょっと迷う。ナビでは、それぞれのスピーカーのクロスオーバー周波数と減衰を調整できるが、ウーハーにも調整パネルがある。まあ、ナビはスルー設定して、ウーハーの調整パネルで合わせていくのが筋だろう。
 ということで、今日は、音出しまで確認できた。