SANYO Xacti DMX-C6

 あ、またやってしまった。前々から小型コンパクト軽量のビデオ録画機が欲しかったのだが、ヤマダ電機DMX-C40が25,000円の値札を見てしまったのだ。もう我慢できない。このC40を買おうと思ってふと横を見ると、DMX-C6がある。お、こっちのほうがかっこよい。値段は・・と見ると、4万円!高い、価格.comでは35,000円である。うーん、散々悩むが結局物欲にまけ、C6を購入してしまった。さて、このSDメモリーカードを使い、しかもDVDとは親和性がよくないMPG4のビデオカメラ。一体どうしたものか。サイズはまったく問題ない。一つの理想といってもよく、胸ポケットにすっぽりと入る。SDメモリカード1Gで撮影時間は40分。短い。バッテリーも連続撮影1時間。これって実用になるのだろうか?という思いもかなり強くあった。さて、実際に使ってみると、これは、やはり便利。小さくて、気軽に手軽に取り出して撮影ができる。逆に言うと、たとえば、自分の子供の何かの発表会を長時間に渡って撮影するという用途には向かない。しかし、思いついたらポケットから取り出して撮影するには、非常に良い。私はGW中、子供たちと接する機会が非常に多かったのだが、子供たちの表情をとるたびに、思いついたらこのDMX-C6をポケットから取り出して撮影していた。一日分の撮影時間は30分程度であるが、これが見ていてなかなか面白い。今までの大きなDVビデオカメラでは、ちょっと撮れない映像である。
 さて、画質であるが、私は勝手にDV程度の画質があると思い込んでいた。しかし、その画質にも満たない。しいていうとVHSビデオレベルの画質といえばよいだろうか?DVには、及ばない。この点、私はかなり高画質という思いがあったため、残念な点である。また、MPG4ファイルをPCで見るためには、QuickTimeが必要である。WMPではデフォルトでは見れない。MPEG4用のCODECが必要である(付属のCD-ROMからインストール可能)。また、この映像ファイルをDVD書き込むには、かなり長い時間待たされる。毎日この作業をするには、長すぎる時間である(正確に測っておらず、また、記憶もあいまいだが、10分や20分で終わる作業ではなかったと記憶している)。