ビデオカメラの互換バッテリーについて

  ビクターのHDDビデオカメラGZ-MG77を購入した。しかしこのビデオカメラに付属のバッテリーBN-VF707は実撮影時間30分とちょっと心もとない。で、追加バッテリーの購入を考えるが、なんと、実撮影時間1時間05分のBN-VF714で希望小売価格13,650円(税込)、実撮影時間2時間20分のBN-VF733で希望小売価格 21,840円(税込)である。できれば長時間タイプがよいのだが、これではあまりにも高い。でインターネットを検索するが、純正品は、19,000円あたりが底値のようだ。もう少し検索すると、互換製品というものがヒットする。価格はBN-VF733タイプで6,800円。なんと、純正の1/3である。取り扱い業者は、ロワバッテリーバンク(http://www.rowa.co.jp/)というのだが、うーん、いまいち信頼できない。また、このWEBサイトでは、使用しているバッテリーセルのメーカー名も書いてあるが、Rexpowerとのこと。調べるとシナのメーカーらしい。価格は安いが性能安全性信頼性に関しては、純正と比べ遥かに落ちると思われる。その時は、これで調査は終わったのだが、価格.comを見ていたら、このロワのことが載っており、使用した人の書き込みだととりあえず問題はないとのこと。うーん、だったら、だめもとで一度購入してみることにした。
 日曜日の夜、このホームページhttp://www.rowa.co.jp/より注文する。すぐに、「注文申込み」表題のメイルが届く。その後5分後くらいに「Order mail form creditinfo」表題のメイルが届く。これは、カード認証確認を行うらしい株式会社ゼウスからのメイルだ。なんか、仕組みが分からない分、ますます怪しい。これにより、自分のクレジットカード番号は、悪用されてしまうのだろうか?さて、その後音沙汰がなく、2日後の火曜日の午後8時ごろに「発送のお知らせ」表題のメイルが届く。内容は、このメイルが18時以降送信であれば、発送は翌日になりますとのこと。結局、バッテリーが届いたのは、木曜であった。黒猫ヤマトのメール便でした。
 さて、バッテリーは、白い箱に入れられ、定型封筒に入っていました。型番を確認するとBN-733U。WEBサイトで発注した型番はBN-733-5なのだが、実際にはBN-733Uが届く。実はこれを不審に思ってロワに確認した価格.comユーザーいるのだが、これで問題ないとの回答をもらっているらしい。
 とにかく、充電をしないで、GZ-MG77に装着する。すると、なんなく動作する。バッテリー残量は210分と出ている。かなり充電されている。一応恐々ではあるが、そのまま充電する。2時間ほどで充電終了。その時のバッテリー残量は260分であった。純正品だと、295分のはずだから、すでに35分(約12%)の差がある。うーん、ここら辺は安かろう悪かろうなのだろうか?
 ちなみに、このロワのWEBサイトには、バッテリーセルについての注意書きがありました。日本製セルの場合は、500回程度、それ以外(多くはChina)の場合は300回程度使用できるとのこと。今回購入したバッテリーはChinaセルですから、生涯使用時間は、300回×260分。純正は、500回×295分。ということで、今回購入バッテリーは純正の52%の時間使用することが可能だという予測が立ちます。さて、実売19,000円の純正か、それとも、生涯使用時間は約半分の互換バッテリーを6,800円で購入するか?どちらが得なのでしょうか?
 使用継続レポートもしたいと思います。
 また、SANYOのDMX-C6のバッテリーについてもこのロワから購入中です。今度は日本製セル(なんとSANYO製)にもかかわらず価格は半分です。これについてもレポートしたいと思います。