互換バッテリー

 ビクターのHDDビデオカメラGZ-MG77のバッテリーBN-VF733互換のバッテリーを購入したことは先日、この日記にも書いたが、その続報。
 GZ-MG77に装着して充電を行い、充電が終了した時点で、撮影可能時間は260分と表示される。4時間20分である。で、実際に、連続撮影を行って見た。自分が夜寝る前に、撮影を開始して、そのまま放っておき置き、約7時間後、朝起きたら作成されているファイル(撮影映像)を確認することで、撮影時間を測った。
 さて、実験の翌朝、恐る恐る?撮影状態にしたはずのGZ-MG77を見てみる。インジケーターは点灯しておらず、見た目動作は全くしていない状態である。液晶も真っ暗。無事バッテリーをすべて使い果たした様だ。その状態で、ボタンを押下して、バッテリー残時間を見てみる。0分と表示される。なるほど、その通り。では、AC電源をつなげて、中のファイル(撮影映像)を確認してみる。一番最後のファイルがそうだろうと思い、そのファイルを選択して再生してみる。あれ?撮影開始時間が05:07になっている。すぐに動画サイズは4GBまででそれ以上は別ファイルになるというマニュアルの記述を思い出す。4GBって、時間にしたらどれくらいだ?
 結局こういうことだった。ファイルは4つ作成されていた。それぞれのファイルの撮影開始時刻は
ファイル1 02:02
ファイル2 03:04
ファイル3 04:06
ファイル4 05:07
ファイル4の終了時刻:05:40
 ファイル4だけ終了時刻が記述されているのは、再生画面で、インデックスサーチを行うとこのHDDビデオカメラの最後のファイルだけは、開始時刻と、終了時刻を表示してくれる。途中のファイルに関しては、開始時刻だけ表示されるというちょっと、意味の分からない仕様による。それぞれのファイルの撮影時間を知るには、「フラッシュ/インフォ」ボタンを押す必要がある。それによると
ファイル1 1:01:57
ファイル2 1:02:00
ファイル3 1:01:05
ファイル4 0:32:36
合計    3:37:38
ということである。バッテリー残量表示では260分と言っておきながら、実際には、217分38秒。なんと約43分も短い。
 これは、この互換バッテリーの問題なのか、本体側の問題なのか、それともどちらにも問題があるのか?それについては、いずれ調べてみたいと思う。
 とにかく、ロワで購入した互換バッテリーBN-VF733-5を使用した場合、バッテリー残量は260分と表示されるが、実際には約217分の連続撮影が可能であったということである。
 また、この時の撮影条件は、8割は真っ暗な状態(真夜中)、残り2割は、やや明るい状態(朝方)であり、GZ-MG77本体には、撮影開始時以外は、まったく触っていない。