デジタルオーディオプレーヤ用のケース?

 SONYのNW-A3000やiPodを購入すると、欲しくなるのがこれらの本体用のキャリングケースというか、保護ケースである。
 どちらの機種も純正は販売していないようなので、使えるケースを探さなくてはならない。(A3000は、既に発売終了。iPod80GBは、まだ市場に出てきていない。今後も出てこない?)。
 A3000はiPod用のキャリングバックが使えるかと思って、audio-technicaのAT-DPP7というポーチを購入した。これはiPod本体にぴったりフィットするものではなく、あくまでiPod形状のデジタルオーディオプレーヤ(以下DOP)を格納するためのポーチらしく、製品にはiPodのことは一切記述されていない。
 が、適用サイズは104x62x17mmとあるから事実上iPod用だと思われる。ちなみにiPod80GBのサイズは103.5x61.8x14mm。これくらいだったらA3000も入るだろうと思って購入。
 早速A3000を入れてみるがこれがなかなか入らない。縦横サイズは大丈夫なのだが、ポーチの前面透明部分と、本体前面がすぐに密着してしまい、これが妨げとなって、中に入れることができない。それでも、15分くらいかけてどうにか(かなり無理やり)入れることに成功。
 後で調べたらA3000の厚みは21.4mmもある(本体サイズ65.2x104.2x21.4mm)。これではすんなり入らないのも納得。
 さて、入れてしまった後に、いろいろと不都合な点を見つける。
 まず、ボリューム操作が出来ない。A3000は本体横部にボリューム制御ボタンが付いている。すっぽりと入れ込む形のこのポーチではそのボリュームにアクセスできない。ちなみに、前面についてるボタンに関しては問題ない。
 また、イヤホーンジャック位置には、ポーチの透明前面と背面をつなぐゴムベルトがある。
 A3000に合うポーチは他に見当たりそうにないので、ここは意を決して透明部にカッターで穴をあけ、ボリュームボタンにアクセスできるようにした。また、ゴムベルトも一部切断して、イヤホーンジャックにアクセスできるようにした。
 購入直後から、いろいろと改造したが、これで一応、不便無く使えるようになった。
 iPodにも、同じものを購入した。こちらは、すんなりとポーチに収容することができA3000の時とは雲泥の差である。クリックホイールが若干引っかかるがまあ、許容範囲内。イヤホーン位置も問題なし。
 これで、持ち運びや、落としたりの不慮の事故からある程度カバーできるようになった。
 しかし、ある掲示板をみているとiPod60GBのシリコンケースがiPod80GBにも流用できるとのこと。それならばということで、シリコンケースを購入することとする。
 お店に行くとさすがiPod。シリコンケースにも4種類くらいある。その中で、一番安い(1,180円)シリコンケースを選ぶ。このケースは、ディスプレー部分は、穴が開いているが、タッチホイール部分にはシリコンラバーがかぶさっている。どちらも穴の開いている製品もあったが、こちらを選択した。ディスプレー部分には別途保護シールを購入。また、説明の中に「良く伸びる」という記述とmade in Japanとあったので、サイズの大きいiPod80GBを容易に格納可能かなという思いもあった。
 で、iPod80GBをシリコンケースに入れてみる。うん、ちょっとだけてこずりましたが、問題なく入ります。あ、入れる前にディスプレーには保護シールを貼りました。60GBから厚みが3mm増していますが、特に問題は見当たりません。これだと、胸ポケットにも入れることが可能で、かなり便利です。
 キャリングケースとして別途購入が必要かもしれませんが、当面は、胸ポケットにいれて、持ち歩きたいと思います。
 A3000の方はあのaudio-technicaのポーチにいれて使っています。こっちはさすがにポーチごと胸ポケットと言うわけにも行きませんので、カバンの中に入れて運んでいます。

 追記
 後からこのシリコンケースのメーカーのホームページを見たら、なんとiPod60GB対応の製品は、80GBにも対応していますという表記がありました。
  製品は、ELECOMのAVD-PAC008CRです。

http://www2.elecom.co.jp/avd/case/avd-pac008/index.asp