オリンパス E-3 うーん、難しいカメラ。

 デジタル一眼レフカメラD-SLRを買いました。オリンパスのE-3です。レンズは、望遠を活用するために50-200mmSWD。
 で、結論。
 
 見た目や風格は、確かに、Eシリーズのフラッグシップを名乗るだけのことはあると思います。
 しかし、AF合焦速度や、連射性能に関しては、キヤノンの同クラスには、はるかに及びません。
 高感度でのノイズは、キヤノンEOS 30Dより一段は劣ります。30DならISO1600は問題ないですが、同レベルを求めるならE-3ではISO800か、それ以下です。 
 したがって、今まで使用していたキヤノンEOS 30Dと70-200mmISF4Lの替りにはなりえませんでした。

 私としては、かなり期待していたのですが、これがこのメーカーの限界の様です。

 また、E-3からEOS 30Dに持ち換えると30Dが、小さくて、軽くて、あっさりしていて、おもちゃの様に思えてしまいます。しかし、ことAFに関しての性能は、30Dが間違いなく優れており(低感度AFはE-3が圧勝ですが、使う場面はほとんどない。それより、普通に使うAF性能が低ければ意味がない)、そう考えると、今まで30Dの重さやサイズを負担に思っていたのが嘘のようであり、ますます30Dを使う様になりそうです。E-3売って、40Dがいいのかな。

 オリンパスはレンズが総じてレベルが高いといわれますが、価格も高いです。
 そして、私の場合、子供をとることが多いのですが、被写体のバックはぼかすことが多い。
 そうなんです。オリンパスレンズは、画隅まできちんと結像されていて気持ちがよいのですが、その恩恵を受ける被写体は、おそらく自然対象ではないでしょうか?私の様なとり方では、あまりレンズのよさを実感することがないのです。
 などなど、E-3を購入はしましたが、どうも、私には、合わないカメラの様です。