b-mobileのスマートフォン(IDEOS)を使ってみる
b-mobileのIDEOSを入手。コンパクトでなかなか高級感がある。ただし画面は320×240ピクセルのQVGAなので、かなり窮屈感がある。また、画面サイズのため、使えないアプリも多いと聞く。WEBサイトの閲覧でも、昔ガラケーでフルブラウザを使っていた感覚に近いものがある。(唐突だが、画像サイトのFlickr.comでは、画面に入りきらない画像データを表示した場合、表示されなかった画像部分を見ることができない。縦スクロールは可能だが、横スクロールができない)
しかし、なんと言っても、2年縛りがなく、端末も2万円前後(amazon.jp)で、Android2.2でテザリングが可能、しかもSIMロックフリー。b-mobile SIM U300を使えば月額2,500円あまりで使い放題のスマートフォンが一つ持ててしまう(ただしSIM U300 は通信速度は、上下とも最大300kbps。YouTubeの様な動画は見られない。音声電話も非対応。またこのIDEOSをWiFiで接続しても、動画は結構カクカク表示される。画像処理はあまり得意ではなさそうである)。
音声電話としては+490円でIPフォンが使用可能(b-mobileが提供)。つまり、2年縛りなして、月額3,000円足らずで、使い放題のスマートフォンが持てることになる。
実際に使ってみると、レスポンスは普通に使うには、問題なし。Googleとの連携もなかなか便利。Gmail以外のメール送受信も問題なし(AndroidではGmail用のアプリとそうでないメールクライアントを分けて提供している)。
スマートフォンに求める役割にもよるが、私の様にメールとちょっとしたWEBアクセスだけであれば、これでも十分やっていけると思う。大量のテキストを打ち込む場合は、明らかに不便だが、そもそもスマートフォンで大量テキスト入力はないだろう。
また、今までPCで行っていたことをこのIDEOSがすべてこなせるかというと、それは違う。私の場合iPhone4を持っていることがやはり前提である(ということはPC環境もあるということですが)。
メールとちょっとしたWEBアクセスをそこそこの価格で行いたい場合は、このIDEOSは大きな選択になると思う。