ソニーエリクソンのXPERIA X10 mini Pro

 SIMロックフリースマートフォンを入手しようと思ったら、アマゾン(amazon.jp)を使うのも一つの手である。
 たとえばソニーエリクソンXPERIA X10 mini pro。
 アマゾンで検索してみると、3社くらいヒットする。価格は20,000円前後から30,000円。結構幅があるのは、1年保証の有無に関係する様だ。
 さて、このXPERIA X10 mini proは、物理キーボードがついた非常にコンパクトなスマートフォンである。Androidは1.6だがメーカーから2.1のアップグレードツールが入手可能である。軽量小型のスマートフォンは閲覧にはそれなりに便利だが、入力となると、そのサイズのため、非常に厳しいことになる。その一つの解として、この物理キーボードがある。確かに、小さいキーボードだが、ソフトキーボードよりは、かなり使いやすい。長文は無理だが、たとえばb-mobileのIDEOSやiPhone4よりも文字入力は楽かもしれない。
 さて、当方が入手したのはグローバルモデルとのことだが(販売店のスタッフ談)、起動してみると、まず、目に入るのは、不気味な漢字である。不気味と言ったのは、日本語の漢字に似て非なるものがあったからである。香港あたりのものの様である。
 まずOSのバージョンアップであるが、当方のモノはすでに、2.1にバージョンアップされていた。
 次にWiFiの接続準備であるが、まず、locationをEnglishに設定しなおした。これで、表示が英語になるので、少なくとも中文よりは、わかりやすい。
 これにより、WiFiも普通に設定する(日本語のLANクライアントの設定がフツーにできるのであれば、まったく問題なし)。
 で、日本語化するために、以下アプリをいれる。
 「MoreLocale 2」
 これは、Androidmarketから入手可能。
 これは、インストールしたら、日本語(あれ?Japaneseだったかな)を選択する。すると、一瞬にして(あたりまえか)、日本語表示となる。
 これだけでは、日本語の表示が可能になるだけなので、今度は日本語入力の為のツールをインストールする。
 一応IDEOSで使用実績のある「Open Wnn Flick対応」を入れる。これもAndroidmarketからダウンロードしてそのまま自動インストール。
 これ、ちょっと使い方が分からなかった。
 「メモ」とかを起動すると、テキスト入力画面になります。で、そこで、真っ白の画面で、ずっと長押しします。
 すると、Edit textという画面(ダイアログ)が表示されるので、そこに表示されているInput methodを選択。
 すると、今度は、Select input method という画面が表示され、
その中に、
Chinese keyboard & HWR
Default input settings
OpenWnnフリック対応
の3つが表示されます。
 ここで、当然、一番したのOpenWnnフリック対応を選択します。
そうすると、キーボードからローマ字で日本語入力ができたり、フリックで日本語入力が可能になります(これは、設定次第)。

 と、これで、一応、普通に使える様になりました。
 IDEOSとの違いは、WiFi接続時(十分早い場合)、YouTubeの画像が駒落ちしないってことでしょうか?IDEOSよりは動画処理がきちんとしているみたいです。