【趣味】KSP90

東北自動車道・盛岡南―花巻南インターチェンジ(IC)間の上下線約27キロで、
最高速度を時速120kmに引き上げることが検討されているとのこと。
 今の時代の多くの車にとって時速120kmというのは、普通に出せる速度だろう。
 ところが、KSP90に関しては決してそうでは無いのです。
 まず、エンジン音。時速100kmくらいから、結構大きくなり、それ以上速度を
出す気がそがれてしまいます。そして、何より嫌なのが、前タイヤがちょっと浮
いた感じになってきて、直進安定性が損なわれる感じがするのです。悪く言うと
どこに進んでいくのか不安になる感じです。タイヤサイズを変更(現在は、純正
の165-65/14)だけど、これを15インチにすればもう少し落ち着くかもしれないが、
燃費もだいぶ落ちるだろうということで、まあ、この車、出して時速100kmくら
いが良いところです。それ以上出す場合、実際には時速140kmくらいまではアク
セスベタ踏みしていれば、出ますが、はっきり言って怖い。恐怖しかない。
 もちろんそれが良いとか悪いとかって話ではない。KSP90は、市街地を時速
80kmでらいまでの速度で移動するために作られた車だ。それ以上を望むのは酷と
いう物だ。
 だけど、同じコストで最高速に特化した車を作ったらどうなるんだろうか?安
全性ももちろん犠牲に出来ない。エンジンは大きくせざるを得ない。手を抜ける
のは外装内装。2シートにして後座席は倚子無しの板敷き。ロールバーもちゃん
と入れて、CVTは最高速用の特殊な設定(最終段階のギア比を小さくして、とに
かく速度を稼ぐ。エンジンに回す金はなかなか難しいだろうから1000ccは維持し
て、スタイルは空気抵抗を抑えるため、前面面積を極力小さくして、流線型にし
て、低く、小さく。うーん、小型スーパーカーって感じだね。
 こんなのも面白いかもね。