【趣味】KSP90

2018/06/16
 14:00に納車ということで時間に合わせてトヨタのU-CARショップに赴く。
 それまでは前車(CVT故障で全く動けなくなった)に掛けていていた保険でKSP130をレンタルで使用。
 最新のVitzのはずだが、時速40kmまではゴロゴロ言うエンジン。ノイズ、振動共に今の時代の車とは、実は、思えなかった。それでも、40kmを越えると、まあ、静かに走れる車だった。と思い込んでいたが、それは単なる錯覚だった。
 音楽をかけて50km以上で走行していると音楽の背景に何かノイズが聞こえるのである。最初は車のオーディオからのノイズかと思っていたが、実はエンジン音だったことが発覚。
 どうも、時速40kmを境にノイズが上手くマスキングされている様なのだが、音楽をかけることでそのマスキングが上手くかからなくなるらしい。結局このエンジン、どの領域でもゴロゴロ言っていることが分かった。しかし、ある意味すごく手の込んだ車である。

さて、納車されるのは10年落ちのKSP90。動力性能やノイズはKSP130と大して変わらないだろうと思っていたら、KSP90はそれ以前だった。
 エンジンが絶不調。エアコンのON/OFFでアイドリングが不安定になり振動がでて、エンジンが止まりそうになる(止まったことは一度もない)。
 バッテリーを新品交換したと言っていたので、データがクリアされた弊害かと思ってしばらく我慢して乗ることとする。

 しかし、エンジンはパワー感がなく、ただ回すと五月蠅いだけ。 KSP130の様なノイズ振動の境界もなく、全体的にノイジー。数十年前のエンジンの様な感じだ。

 OBD2のアダプタをAmazonから3,400円ほどで入手。OBD2アダプタはいろいろあるが、とりあえず日本メーカーの物とした。
 KSP130ではプロトコルは自動検知可能だったが、KSP90では、手動で切り替える必要があった。TOYOTA・・・というプロトコル。それでも幾つか表示されていない項目があったが、本来の目的であるエンジン回転数は表示されたので、良しとする。

 で、それによると、アイドリングは普段は800rpm。エアコンがON/OFFすると、600rpm前半まで落ちる。この時、振動も出て、まともなエンジンとは思えない状態。

2018/06/23
 トヨタU-CARショップに持っていき、症状を説明すると、スロットルバルブを掃除しますとのこと。ネットの記述通りの原因だったのか?作業自体は15分ほどで終了。ちょっと早かったが、これで乗ってみてと言われた。
 で、乗ってみる。確かに回転数の落ち込みは無くなった様に思える。それまで頻繁に600台まで落ち込んでいた症状がほとんど発生しない。回転数もエアコンがON/OFFでも800台を維持。これなら、まあ良いかなと思い、しばらく様子を見ることとする。

2018/06/24
 アイドリング回転数の600rpm台への落ち込みはほとんど見られなくなった。しかし、エアコンON/OFFでアイドリングが不安定になる傾向は変わらない。700〜900rpmを行ったり来たり。不安定だなあ。これが限界なのだろうか?いや、こんなにアイドリングが上下する車など見たことがない。

 KSP130ではノイズ、振動は出るが40kmを越えるところからノイズが消え、それなりに静かに回っている。
 しかし、KSP90では、全体的に振動とノイズが多い。これは、速度に関係無い。
 ほぼ同じエンジン形式なのにこれほど違うとは、やはりKSP90のエンジンは何かトラブルを抱えているのか?
 10年落ちなので、経年変化なのか?
 走行距離は、32,000km走行だが、過酷な環境で使われてきた車だったのか?

 実は納品時、トリップメーターがA,Bともに6,500kmをさしていた。車検証を見ると前回の距離確認が25,000kmであり、現在が32,000km。
 最初のオーナーが手放してから、どうやら、6,500kmも走っている様だ。社内はたばこ臭い。きしみ音がかなりする。等々、走行距離以上のくたびれ感を感じてしまう。

 まあ、もう購入しているので、今更なのだが。

 アイドリングの不安定さはまだあるので、これは1,000km点検でもう一度掃除をお願いしてみるつもりだ。

 それと、ハッチバックゲートのエアダンパーがへたっているらしく交換とのこと。これは、先日、U-CARショップに行った時にいつもとは違う担当者から始めて知らされた。担当者が変わらなかったら、黙っているつもりだったのだろうか?しかし部品は発注済みとのことだから、そんなことはないのか?

 そうそう、期待していた燃費だが、最初の満タンTO満タン計測では、13.5m/Lだった。全然良くない。前の車が1500ccで12.5kmだった。しかもかなり飛ばしてだ。
 今回の車はその2/3の排気量で、かつ、かなり大人しく乗っていたつもりだ。

 運転者が同じなので、絶対速度は変わらない。従って、より小排気量車の場合、どうしてもエンジンを回してしまう傾向になる。結果燃費が悪化する・・・という絵に描いたような理由なのか?

 一旦流れに乗ると、1400rpm 60km/hで巡航出来るのだけど。まあ、実は、60km/hというのがあり得ないのだけど。どうしても1800rpmまで回さないと流れについて行けない・・。

2018/06/25
 ナビを2台付けた。センタコンソールにナビが搭載されているが、当時の最安値のナビである。機能不足が半端ない。

 Vitz搭載ナビは情報量が少ない。道路は棒でしか表されていない。必要なランドマークの表示がない(コンビニ、SS等)。地名がほとんど記載されていない。
 なので、今まで付けていたGORILLAとユピテルをまた取り付けた。GORILLAは搭載ナビよりも少なくても地図情報量は多い。ユピテルはスピード取締レーダーの情報とGPSによる現在の速度が分かる。

 ドライブレコーダーはフロントガラスへの取り付けステイを紛失してしまって取り付けが出来ない状態である。いろいろ探してみるが、新たにもう一台購入しないとダメなのだろうか?
 危険運転、あおり行為など、画像でエビデンスが残せるのであればそれに越したことはない。